和菓子について

和菓子練り切りの色鮮やかな画像

WHAT IS
WAGASHI?

日本の伝統的なお菓子

和菓子は、米、豆、砂糖、寒天などの自然の素材を主原料とした日本の伝統的なお菓子です。上品で繊細な甘さが特徴であり、日常のおやつとして楽しむだけでなく、お正月や伝統的な祭り、結婚式や葬儀、地域の行事など、さまざまな季節の行事と深く結びついています。

和菓子の魅力は、その味わいだけでなく、美しい見た目にも表れています。多くのデザインは、季節の花や自然の風景、縁起の良いモチーフから着想を得ており、一つひとつが繊細な職人技によって丁寧に作られています。和菓子を通じて、日本の四季の移ろいや文化の奥深さを感じることができます。また、茶道や祭りなど、日本各地で受け継がれる伝統的な場面でも親しまれており、日本文化の象徴的な存在ともいえるでしょう。

和菓子を味わうことは、単なる甘味を楽しむだけではなく、日本の四季の美しさを感じながら、心を落ち着かせるひとときを過ごすことでもあります。

CHARACTERISTICS
OF AZUKI BEANZ?

あずきのイメージ画像

日本の和菓子に欠かせない小豆。

小豆は、日本の和菓子に欠かせない小さな赤紫色の豆であり、日本文化に深く根付いた長い歴史を持っています。奈良時代に中国から伝わり、薬用や儀式での使用だけでなく、特別な行事においても重要視されてきました。現在でも、小豆を使った食品は、祝い事や仏教儀式において大切な役割を果たしています。

日本において、小豆の主な産地は北海道であり、特に十勝地方は高品質な小豆の産地として有名です。この地域の小豆は、大粒で豊かな香りを持つことで知られ、和菓子職人から高く評価されています。小豆の下ごしらえや調理には高度な技術と繊細な調整が求められます。例えば、"渋切り"という技法を用いて苦みを取り除きますが、その回数や時間によって餡の風味が大きく変わります。また、加熱時間や砂糖を加えるタイミングなども重要で、それぞれの職人や和菓子店ごとに独自の味わいが生み出されます。

小豆は食物繊維やタンパク質、鉄やマグネシウムなどの必須ミネラルを豊富に含む栄養価の高い食品です。また、抗酸化作用のあるポリフェノールも含まれており、健康にも良いとされています。近年では、伝統的な和菓子だけでなく、洋菓子や健康食品にも取り入れられるようになっています。

単なる食材ではなく、小豆は日本の和菓子文化を支える重要な存在であり、日本の食文化や精神性を象徴するものでもあります。

丸三老舗の練り切り写真

“Japanese
confectionery"

丸三老舗の練り切りの写真

What is Nerikiri?

練り切りは、鮮やかに色付けされた甘い餡を使い、熟練した職人の手によって丁寧に形作られる和菓子です。一つひとつが手作業で作られるため、味わいだけでなく、まるで小さな芸術作品のような美しさも魅力です。 この和菓子は、日本の四季の移ろいを映し出すものとして親しまれており、自然や伝統的なモチーフをデザインに取り入れています。春には桜の花やウグイス、夏にはひまわりや花火、秋には菊や紅葉、冬には牡丹や雪うさぎなどが表現されることが多いです。 練り切りを通じて、日本の四季の美しさを目で楽しみ、味わうことができます。

What is Dorayaki?

どら焼きは、みりんと蜂蜜を使ったふんわりとした生地に、たっぷりの甘い小豆餡を挟んだ、日本で親しまれている定番の和菓子です。 伝統的な餡は、粒あん(つぶあん)またはこしあん(滑らかな餡)ですが、丸三老舗では、栗やバター、生クリームに加え、かぼちゃやさつまいもなど季節の食材を使った多彩なバリエーションもご用意しています。 丸い形と食べやすいサイズで、手軽に楽しめるどら焼きは、その美味しさとともに多くの人々に愛され続けています。

丸三老舗のどら焼きの写真
丸三老舗の羊羹の写真

What is Yokan?

羊羹(ようかん)は、甘い小豆餡を寒天で固めた、なめらかでゼリーのような食感を持つ伝統的な和菓子です。上品で繊細な甘さが特徴で、こしあん、栗、抹茶など、さまざまな種類があります。地域やお店ごとに独自の味わいが楽しめるのも魅力の一つです。 丸三老舗では、こしあん、栗、干し芋の3種類を定番としてご用意し、さらに旬の果物を使った季節限定の羊羹も販売しています。羊羹はブロック状で提供され、付属の糸で好みのサイズに切り分けて楽しむことができます。

What is Monaka?

最中(もなか)は、香ばしく焼き上げた薄くパリッとしたもち米の皮に、甘い餡をたっぷり詰めた和菓子です。サクサクとした皮と、しっとりとした餡の絶妙な食感のコントラストが魅力です。 丸三老舗では、粒あん(つぶあん)、白あん、抹茶あんのほか、茨城県産の和栗を使用した特別な最中もご用意しております。

丸三老舗のもなかの写真
丸三老舗の練り大福の写真

What is Daihuku?

大福(だいふく)は、甘い小豆餡をやわらかくもちもちの餅生地で包んだ和菓子です。ころんとした丸い形と、雪のように白い見た目が愛らしく、食欲をそそります。上品な甘さの餡と、弾力のある餅の絶妙な組み合わせが、大福ならではの魅力です。 使用する材料によってさまざまな風味を楽しめる大福ですが、その名前の「大福」には「大きな福(幸運)」という意味が込められています。ただの美味しい和菓子ではなく、縁起の良い食べ物としても親しまれ、日本では幸福や繁栄を象徴するお菓子とされています。

What is
Fruit Daifuku?

フルーツ大福は、伝統的な大福にひと工夫を加え、新鮮な果物をもちもちの餅生地で包み、甘い小豆餡と組み合わせた贅沢な和菓子です。果物の爽やかな甘み、餅の弾力、餡のコクが絶妙に調和し、一口ごとに至福の味わいを楽しめます。 丸ごとの果実を包んだ贅沢な食感と、切り分けたときに輝く宝石のような美しい断面も魅力のひとつです。中でも甘酸っぱい苺大福が最も人気ですが、丸三老舗では季節ごとのフルーツ大福もご用意。ぶどう、みかん、パイナップル、マンゴーなど、その時期ならではの味覚をお楽しみいただけます。

丸三老舗のフルーツ大福の写真